マザーボードコンデンサー取替え(AX4GER-N)

2007.12.10
パソコンがいきなり壊れました!
電源が急に落ちて再起動します。
再起動中にまた落ちて再起動を繰り返したりもします。
と思うとまた、しばらく安定して動いたりもします。

この年末の年賀状を書かなければならない時にピンチ!

自作で組み立ててからカレコレ5年・・・。
もうそろそろヤバイ頃かな〜と思ってはいましたが、時期が悪すぎます。

とりあえず、ネットで検索して修理を試みる事にしました。
まずは、蓋を開けてみます。

電源が落ちるのであれば、やっぱり第一に疑うのは、電源。
ネット検索でも、内部のコンデンサーが破損するとこの症状が出るとの記事を見つけました。
そこで、ヤフオクで中古電源を購入。
300Wながら動作保証で630円。
早速、取り付けてスイッチON!

ダメでした・・。(ToT)

再び、ネット検索・・・。
すると、今度は、マザーボードのコンデンサーの破損
記事を発見!

早速、マザーボードを見てみると・・。
お〜。案の定、コンデンサー3つがパンクして液漏れしてるではありませんか!!

電子回路については全くの素人の私ですが、ネットの取替え記事をみて自分にもできるかも!
コンデンサ−の部品をヤフオクで購入して取替えチャレンジしてみる事にしました。



まず、コンデンサーの裏の半田をコテで温めながら、温めた足と逆方向にコンデンサーを倒します。
すると、ヌルっとした感覚とともにコンデンサ−の足が抜けます。
逆の足も同じ様にすれば、コンデンサーを抜く事ができます。

取り外したコンデンサーです。
3個とも見事にパンク!
どうもこの台湾製のコンデンサーはすぐにダメになる粗悪品らしいです。
(>。<)

1500μF/6.3V 

コンデンサーを抜いた後は、液漏れでマザーボードが汚れています。
まずは、この基盤をきれいにしなければなりません。


基盤の清掃には本来、水分を含まない無水アルコールを使用しますが、私は家にあったエタノールを使用しました。
無水とまでは行きませんが、アルコール度95%です。


*マウスポインタを画像に重ねてみて下さい。

無事きれいになりました!
水分が残っているとショートする危険性がありますので2晩、よく乾かす事にしました。

これが、今回購入したコンデンサーです。
三洋 WX 1500μF/6.3V

ヤフオクで60円/個でした。

ちなみに、パソコンのコンデンサーは通常の物と異なり、低ESRコンデンサでないとダメみたいで、特殊です。
アキバでは売っているみたいですが、ヤフオクがお手軽です。

コンデンサはその規格で、長いほうが(+) また、本体の帯が付いている方が(-)です。




取り外した穴が完全に貫通していない為、穴をコテで温めながら新しいコンデンサーの足を通します。


うまく通ったら、抜け防止で足を曲げます。


ハンダコテを当ててハンダ付けし、余分な足を切断をします。

見るからにヘタクソですが・・・。

これで一応、取り付け完了!


マザーボードをケースに取り付け、再配線。
ドキドキしながら電源を入れると・・・。

え!!全くの無反応・・。
BIOSすら立ち上がりません。

実は、マザーボードにハンダがうまく着かず、何回もチャレンジした結果、マザボードの基盤にかなりの熱を加えてしまいました。
それが、原因で、とうとうマザーボードが死んだ・・?

しかし、あきらめず、ちゃんとしたコテを購入して再度チャレンジしてみる事にしました。

今回購入したコテがこれです。
40Wで十分な熱量を持ち、さらにコテ先が細い物を選びました。
ハンダも細い0.8mmの物を・・。

*マウスポインタを画像に重ねてみて下さい。


コテ先の違いです。
やっぱり、使用感が全然違いました。
あれだけ苦労したのは何だったのか?と思うほど、今度はうまくできました。


さぁ、どうだ!
ピポ!
BIOS起動!!
見事復活です。!

これで無事、年賀状も書けそうです。

やった〜。(^v^)

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