正常な肘の見方

【正常肘関節】
正常肘関節のLate像で、

@上腕骨小頭は、上腕骨軸に対して、前方に45°屈曲しています。
A前方上腕軸は、上腕骨小頭の中後ろ1/3を通過します。
          

【TearDrop】
【TearDrop/涙のしたたり】
肘Late像は、この様に見えます。
骨折などがある場合、このラインが乱れます。

【Huter線】
肘関節伸展位で、 外顆→肘頭→内顆 を結んだ線をHuter(ヒューター)線と言います。

Huter線は、外観上からの正常な肘の位置を確認できます。
この鑑別は、肘が脱臼しているか? 骨折をしているか? を見分けるのに重要です。
脱臼ではHuter線は乱れ、骨折では乱れません。

*マウスポインタを画像に重ねてみて下さい。

【Huter三角】
肘関節屈曲位で、 外顆→肘頭→内顆 を結んだで出来る三角をHuter(ヒューター)三角と言います。

Huter三角も、外観上からの正常な肘の位置が確認できます。
Huter線と同様、、この三角も脱臼しているか? 骨折をしているか? を見分けるのに重要です。
脱臼ではHuter三角は乱れ、骨折では乱れません。

*マウスポインタを画像に重ねてみて下さい。























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